12月18日(土)午前10時30分
雪が舞う中、美濃市の小坂酒造場にて「洗米体験」が始まる。
日本酒を造る幾つかの工程のなかでも、大切な作業の一つだ。
磨き上げた酒米を昔ながらの手作業で洗っていく。
大吟醸酒や50%以上の磨きをかけた米は崩れないよう、丁寧な手作業が求められる。
作業前に、山下リーダーから今年度の米の収穫量が発表された。
今年は58アールで36.5俵のお米が収穫できた。1ヘクタールあたりの収穫量は6.3と上々の数値。
よっしゃー! 思わず小さくガッツポーズ。
洗米作業の体験にあたり、小坂酒造の社長さんや杜氏さんから説明を受け、エプロンと手袋を身に着けた。
袋に入ったお米を水の中で回しながら、揉むように60秒洗う。
今回体験したのは2袋だが、蔵の人たちはこの作業を中腰で何十袋もしているんだと考えると、
「洗米」とはいえ大変な作業だと思う。改めて現場の苦労を知る。
洗ったお米は袋のまま水に漬け、浸漬の工程へ。そして蒸米の工程へと移っていく。
「洗米体験」の後は、小坂社長から酒が出来るまでの工程を教えて頂いた。麹米も一口食べさせてもらえた。
実際に見て、体験することで、酒造りに対する理解も少しは進んできた気がする。
さんやほうサポータークラブの活動は今回で一旦区切りを迎えるが、
また、来年度のお米作りも参加していきたいと思う。
♫ さんやほうーさんやほう 米は命の糧になり さんやほう さんやほう 酒は心の花になる♫
(さんやほうの歌はyou tubeで見られます。心に響くいい歌なので、ぜひ見てみてください!)