8月29日(日)午後4時。
一か月半ぶりに「さんやほう」の田んぼに入る。今日はヒエ切り作業だ。
暑さが和らぐ時間とはいえ、やはりまだ暑い。
作業に先立ち、山下リーダーと「百春」の小坂社長があいさつをされる。
心を一つに、それぞれ鎌を片手に田んぼへ入る。
田植えの時ほどぬかるみはなくとも、ややもすると足を持っていかれそうになる。
用心しながら、田植えの時と同じ要領で端から順に田んぼを縦断。ヒエを切っていく。
稲はもう腰のあたりまで成長している。なんだかうれしい。
うれしさを胸に、稲の間に育つヒエや黄色い花をつけるヒレタゴボウを根元から切り取っていく。
切り取った雑草は軽トラに乗り切らないほどだ。
種が落ちる前にしっかりと取り除いておけば、収穫量も確保され、来年の維持管理が楽になると聞いた。
なるほど。「田んぼ一年生」の私には学ぶことが実に多い。
9月の中旬に再度ヒエ切り作業が行われる。
実りのある収穫にすべく、この美濃錦がおいしいお酒になることを願いつつ、次回もがんばろう!(高旭)
※「さんやほう」の新酒は来年3月発売予定。
※小坂酒造の「直汲無濾過生原酒」も絶賛発売中!社長のこだわりと挑戦のお酒です。