こんにちは、高旭です。
美濃市うだつの町並みにある小坂酒造場が醸す「純米吟醸さんやほう」。
その原料米となる「みのにしき」を農薬・化学肥料を使わず、環境に配慮しながら米作りを行い、また田植えや草取りなどの農作業を通して稲の生長や収穫を楽しみ、出来上がったお酒を楽しむ「さんやほうサポータークラブ」。
2024年最初の活動となる「肥料散布」は5月11日晴天の下、関市黒屋の田んぼで幕を開けました。
この日の参加者は20人ほど。
作業開始前に小坂社長から挨拶がありました。「例年サポーターの皆様のおかげで、良い米が収穫できよい酒造りが出来ます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。」
その後、作業内容についての説明がありました。
指示書に書いてあるとおり、鶏糞を撒いていく作業です。
Q:どうして鶏糞を撒くの? ふと疑問が湧きます。
A:土壌の環境を整えるためだよ。
田植えの4週間ほど前を目安に作業をしている、と教えてくださいました。
その後の詳しい説明では、鶏糞は牛糞や豚糞と比べ多くの肥料養分を含み、生長に必要な栄養素である窒素・リン酸・カリウムをバランスよく含んでいるので、比較的即効性が期待できるからとのことでした。
より豊かな土になることを祈りながら、鶏糞を田んぼ全体に満遍なく撒き、第1回目の作業は終了となりました。
次回の活動日は6月8日(土曜日)、午前9時から。
「田植え」と「米ぬか散布」です。
楽しみです!
今年もサポーター活動を続け、米作りひいてはおいしい酒造りに少しでも貢献できればと思っています。