岐阜駅から特急ひだ号で約1時間40分、下呂より車で20分。
のどかな地、飛騨萩原。飛騨川が流れる町に天領酒造がある。
今回は天領酒造が主催する「どぶろく作り体験」に参加させていただいた。
今回は天領酒造の女将さんから教えて頂くことに。
まずは水。御前山の伏流水が酒蔵の地下10mの岩盤から湧き出るそうだ。
水は無菌の軟水。毎月水質検査を行い、その水が酒造りを支えている。
お米は、ひだほまれが主になると教わった。
洗米の際、崩れてしまわないように山田錦を合わせて使っている。
山田錦は飛騨の地で生産。あくまで「テロワール」にこだわっている。
(社員さんと杜氏さんも米作りに参加しているそうだ)
さまざまな説明を受けながら作業を進め、約40分程度ですべての工程が終了。
終わった後は、参加証明書が発行された。
そして、その後は店内で試飲会。
辛口から甘口、淡泊な料理に合う酒からこってり味に合うお酒まで6種類を飲み比べ。
精米歩合55%のお酒、「55」を購入させていただき、天領酒造さんを後にした。
今回購入させていただいた「55」はこの時期、鍋に合わせて飲んでも楽しめる食中酒。
隣の天狗堂で納豆の粉末を食べて育った豚「なっとく豚」と合わせて、飛騨の味を楽しみたいと思う。(高旭)