2月23日に、美濃市小坂酒造場にて、さんやほうサポータークラブの試飲会が開催されました。
関市黒屋の田んぼで無農薬栽培された「美濃錦」、
本年度は酷暑や害虫被害のため、収穫量は約700kgに留まりました。
小坂社長から
「酷暑の影響で米が硬くなってしまって、なかなか溶けなかった」
という苦労話を伺いましたが、と同時に
「波多野杜氏をはじめ蔵人の努力で香りが良く、キレイなお酒に仕上がった」という、うれしいお話も頂戴しました。
お披露目会で試飲をさせていただいたお酒は2種類。
①純米吟醸 さんやほう 無濾過生原酒
②新酒 純米吟醸 さんやほう
①のお酒は、搾り機からそのまま瓶詰したスーパーフレッシュなお酒。
濾過も加水もしていないそのままのお酒なので、ガス感もあり爽快感が感じられます。
②のお酒は、①のお酒に加水し、熱処理したお酒。
飲みやすく、身体にスーッと染みいるお酒は、思わず何杯もおかわりしたくなる飲みやすさがあります。
私は個人的に、小坂酒造らしいガス感が存分に感じられる①のお酒が好きです。
もう少し詳しく試飲レポートを書いてみようと思います。
〈香りについて〉
第一印象は華やか
カプロン酸エチルに代表される青リンゴのような吟醸香が、期待感を募らせます。
〈味〉
アタックはやや強く、舌にチリチリとくる原酒ならではのガス感。
豊かな甘みが広がったのち、心地よい酸味が全体をシャープに引き締めます。
短すぎず長すぎない余韻を持ち、思わず「旨い!」と声に出したくなります。
今回お披露目会に参加された方は約50人。
多くの方がお代わりをし、「あ~うまいね!」という言葉が飛び交っていました。
試飲会のあとは、中庭でミニライブが開催されました。
シンガーソングライターの、リピート山中さんが登場し、ギターの語り弾きをしてくださいました。
応援歌の「さんやほう」をはじめ、様々なフォークソング。
手拍子をして一緒に歌いました。楽しいひと時はあっという間に過ぎてしまいます。
2025年度の活動については、また予定が決まったらお知らせします、とのこと。
米作りから始める酒造り。
良ければ皆さまも参加してみませんか?
【純米吟醸 さんやほうについて】
樽綱本店では、「純米吟醸 さんやほう無濾過生720ml」を数量限定で扱っています。
米不足により、出来上がり数が非常に少なく、貴重なお酒となっているので、
在庫がなくなり次第、終売となります。
お問合せ等は、058-231-0534(カミヤ)までお願いいたします。
※商品情報※
商品名:さんやほう 無ろ過生原酒直汲み
使用米:関市産美濃錦
アルコール度:15.8度
精米歩合:60%